私たちの普通の日曜の朝
私たちの日曜の朝。
あなたは、バスルームで、音楽をかけながら、バスタブにつかり、考え事。
私は、キッチンへ。
バスルームから私を呼ぶ、あなたの声。
コーヒーが飲みたかったり。
着信音が鳴るあなたの携帯に、代わりに出るためだったり。
チワワのプーパは、あなたのバスルームの床に、脱ぎ捨てたTシャツの上にくつろぎ。
私は、ランチの準備に追われる。
美味しい食事を作ること、それは、食べてくれる人の笑顔が見たいから。
そして、私の美味しい料理を、自慢するあなた。
昨日は日曜日。
あなたはいない。
でも、日曜日は訪れてくる。
前日の土曜日は、朝から涙が止まらず。
早く、あなたの元へ行きたいとも思い。
深い悲しみに浸り。
訪れる日曜日を乗り越えるために。
数日前から、誘われていた親戚のランチのために、
料理を作って、持参する。
料理をしていると、気がまぎれる。
特に、日曜の朝は、以前のように、主人たちのために美味しい食事を作る感覚が、
またよみがえり、
まるで、あなたがバスルームにいるような幻覚に陥り、
日曜の朝の料理は、精神安定剤となる。
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