油断
ここ数日少し、時間と気持ちに余裕ができ。 立ち止まる。 何もせずに。 何も考えずに。 自分のために時間を費やせればよいのだけど。 午前中は、普段まったくできないフランス語の勉強をした。 今日は、土曜日。 春の陽気。 涙が止まらない。 いつも未来のことを、私、そして私たちのために考えていたあなた。 週末のドライブ。 車や家、休暇、家具、洋服。犬のこと。 一週間後の予定から、10年後の予定まで、嬉しそうに話していたあなた。 こんな話しをするのは、いつも週末だった。 日差しのせいか、そんなことを思い出し。 急に心が空っぽになり、孤独のどん底に落とされされる。 こんな気持ちにならない方法をここ7年で学んできたはずなのに。 ずっと走り続けてきて、何度もつまづき、 ようやく今年になって、新しい挑戦を挑んでいる。 今回こそは。 もちろん私自身のためでもあるけど、くやしい思いをして、天国に行ったあなた、 マテオのためにも、感謝の気持ちを込めながら、そして、あなたたちが果たせなかった ことを私が必ず果たす。 それは、今の私がここにいるのは、あなたたちのおかげだから。 そのために、今日のように、気をゆるめてしまってはいけない。 日々、目標に向かって、私達の夢に向かって、仕事をしなければいけない。 と、泣きながら、心が空っぽの自分に鞭を打つ。 白ワインが空っぽの心に染みるのを感じながら。 立ち止まってはいけないとわかっていたはずなのに。 こうして、あなたを思いながら、ワインを飲むのは久しぶり。 当時は、毎晩だった。 こうして、7年目になるけど、少しは成長しているのかなとも開き直りながら、 あの時のように、泣きながら、あなたのことを思い、そして、明日から、 しっかり生きようと思う。 あなたに伝えたいこと。 スカール、17歳。かなり年老いたけど、元気。 プーパ15歳。ほとんど盲目で、膝も悪いけど、まったくめげていない。 スカール、プーパとも、しっかり生きている。 あなたのように。 泣いている私を心配しそうに見ている。